セルフケアの大半は地味なこと
失恋後のセルフケアを検索すると、キャンドルやフェイスパックがたくさん出てきます。それが悪いわけではありません。でも、心が傷ついているときにいちばん助けになるのは、もっと地味なことです。眠る、食べる、外に出る、人と話す、少しの枠組みを持って一日を過ごす。
失恋は、体にも心にも本当の負担をかけます。睡眠はとぎれとぎれになり、食欲は消えるか暴走し、集中力は落ち、小さな作業がとてつもなく大きく感じられます。この状況でのセルフケアとは、そのすべてを抱えなければならない人、つまりあなた自身の世話をすることです。
このガイドは、いちばんつらい日にすること、その後の数週間で整えていくこと、気をつけたいこと、の三つに分かれています。役に立つものだけ受け取って、あとは置いていってください。
もし今、安全でいることが難しいと感じているなら、何よりも先にこのページのサポート情報へ進んでください。
いちばんつらい日:最低限のリスト
あまり何もできない日もあるでしょう。それでいいのです。そんな日は、本当にできる短いリストを目指しましょう。
- 水を飲む。
- 何か食べる。 トースト一枚でも。バナナ一本でも。
- 顔を洗うか、シャワーを浴びる。 思っている以上にリセットされます。
- 窓を開けるか、外に出る。 5分だけでも。
- 誰かひとりに「今日はつらい」と伝える。 一行のメッセージで十分です。
- 無理のない時間にベッドに入る。 眠れなくても。
これができたら、その日は成功です。本当に。明日はそこから積み上げていけばいいのです。
睡眠:大切なものとして守る。実際に大切だから
別れがまず奪っていくのは睡眠であることが多く、それを失うと、ほかのすべてが難しくなります。感情は大きく感じられ、忍耐は短くなり、深夜3時の考えごとは声が大きくなります。
助けになるかもしれない、やさしい工夫をいくつか。
- 寝る時間と起きる時間をだいたい一定に。週末も。
- スマホは部屋の反対側に、少なくとも手の届かないところに置く。深夜に相手のプロフィールをスクロールすることは、別れのあとに眠れなくなるもっともよくある原因のひとつです。
- 枕元にノートを置く。頭から離れない考えは書き出して、心がそれを下ろせるようにします。
- しばらく眠れなければ、一度起きて、薄暗い明かりの中で静かなことをしてから、もう一度試す。
- 夕方以降のカフェインと、夜のお酒は控えめに。
睡眠の問題が何週間も続くなら、医師に相談してみる価値があります。
食事、運動、日光
フィットネスプランや完璧な食生活は必要ありません。この時期を乗り越えるという大仕事ができるように、体に十分な燃料と少しの動きを与えればいいのです。
- だいたい決まった時間に食べる。 食欲がないなら、少しずつの間食でも構いません。慰めを求めていつもより食べているなら、自分を責めず、きちんとした食事も少し取り入れてみましょう。
- 毎日少し体を動かす。 散歩で十分です。歩いていると考えごとにも行き場ができる、と感じる人は多いです。
- 日光を浴びる。 特に朝に。気分と睡眠のために、もっとも簡単にできることのひとつです。
- 何で感覚をまひさせているかに気づく。 お酒、終わらないスクロール、朝4時までのゲーム。たまの息抜きなら問題ありません。でも、それが一日を乗り切る唯一の方法になっているなら、立ち止まってみる価値があります。
気持ちの着地点をつくる
セルフケアは体のことだけではありません。気持ちの行き先が、元恋人のメッセージ欄以外にあるようにすることでもあります。
- 日記を書く。下手でいい。 今日の気持ちを一日三行で十分です。
- 出さない手紙を書いてみる。 相手に言いたいことをすべて書いて、送らずにおきます。
- 毎日「感じる時間」をつくる。 泣いたり、ぶちまけたり、思い出したりする15分。そのあとは立ち上がって、別のことをします。
- 気分を記録する。 一日ひと言。数週間続けると、毎日の中では見えなかった前進が見えるかもしれません。
これらはリカバリー・コンパニオンにも取り入れられているアイデアです。書くためのプライベートな場所、気分の記録、手紙を書いて手放すような儀式があります。
ネット上で心の平穏を守る
SNSは別れをずっとつらいものにすることがあります。元恋人の姿、新しい予定、その友人たちを目にするたびに、痛みがまた始まります。ここでのセルフケアとは、やさしい壁をいくつか立てることです。
- ミュート、フォロー解除、ブロック。無理のないものを。
- 古いトークやアルバムをアーカイブして、不意に出てこないようにする。
- 写真アプリの「思い出」機能をしばらくオフにする。
- 相手に見せるための投稿をしたくなっても、ぐっとこらえる。
- できるなら、アプリそのものからしばらく離れる。
ノーコンタクトルールの記事では、完全には連絡を断てない場合も含めて、距離の保ち方をさらに詳しく書いています。
人とのつながりもセルフケア
傷ついているときは、隠れたくなることもあります。でも、あなたを大切に思う人たちのそばにいることは、もっとも確かな助けのひとつです。
別れの話をする必要はありません。ただ人のそばにいるだけでいいのです。友だちとの散歩、きょうだいの家での夕食、誰もあなたの事情を知らない教室。話したいなら、決断を急かさずに聞いてくれる人を選びましょう。
似たような経験をした人の話に慰めを見いだす人もいます。遠距離恋愛、結婚と不倫、友人の裏切りについての匿名ストーリーが、ひとりじゃないと感じる助けになるかもしれません。
新しい習慣を、やさしくつくる
別れは、一週間のあちこちに空白を残します。日曜の電話、金曜のテイクアウト、おやすみのメッセージ。こうした空白は、大きな思い出よりも痛むことがあります。その後の数週間のセルフケアとは、ある意味、それを意識して埋めていくことです。
- 空白をひとつ選んで、何かを入れる。友だちとの電話、散歩、新しいドラマ、教室。
- 毎週ひとつ、楽しみにできる小さな予定を立てる。
- 関係とまったくつながりのない、新しいことを試す。
- 準備ができたら、ふたりで共有していた場所や活動を、自分のペースで取り戻す。
作り直すためのアイデアをもっと知りたいなら好きな人を忘れる方法を、自分が「遅れている」のではと気になるなら失恋から立ち直るまでの期間を読んでみてください。
セルフケアだけでは足りないとき
セルフケアは助けになりますが、必要なときの専門的なサポートの代わりにはなりません。数週間経っても眠る、食べる、働く、自分の世話をすることができない、ほとんどの時間絶望や無感覚を感じている、乗り切るためにお酒やほかの物質に頼っている、という場合は、医師やカウンセラーへの相談を考えてください。もし自分を傷つけたいという考えが浮かんだら、すぐに連絡してください。どこへ連絡すればいいかは下のサポート情報にあります。
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